2013/03/13

うっ滞、一考。



月曜日の夜のこと。

元気にお野菜を食べてると思ったら、
突然、苦しそうにバタンバタンとのたうちまわり始めたポル。

うっ滞でした。



換毛期ではないからと、油断しました。

温度調節も気にしてたつもりでいたけど、
ここ数日の寒暖の激しさで、腸の動きが悪くなっていたようです・・・。


私の帰宅が遅くなり、お野菜を与える時間がいつもより遅れた日があったのも、
腸の動きに悪影響を与えた一因かもしれません。



チモシーをテンコ盛りにして置くだけじゃダメなのね?








「ダメなのよ。」















「ほとんど毛づくろいもしないから、うっ滞にはなりにくいかも。」
なんて思っていましたが、それは大間違いでございました。



夜間の往診専門の獣医師さんに来ていただき、
注射、点滴、内服薬を投与してもらったら、みるみるうちに元気に。

今日、念の為、かかりつけの獣医さんにも行ってきたところです。


うっ滞の症状も無くなり、ウンチの大きさや量、食欲も、
平常通りに戻りつつあります。



今回のことで、
うっ滞に対する、私の認識の甘さが露呈しました・・・。
はぁぁ・・・。



「換毛期⇒⇒毛を普段より多く飲み込む⇒⇒うっ滞」という順番だと
勝手に思い込んでいましたが、
寒暖の差などによって、腸の機能低下が起こると、
普段の毛づくろいで飲み込んでいる量でも毛球症を起こすのだということ。


全身毛に覆われている訳ですから、
人間が思う以上に普段の毛づくろいのレベルでも相当量の毛を飲み込んでいるのだそうです。




換毛期の時ばかり気をつけるのではなく、
常日頃から気をつけなくちゃいけないのでした。



そして、「夜間の往訪専門の獣医さん」。
以前ニュース番組で、その存在を知り、
今回、来てい頂いた訳ですが、本当に助かりました。


ポルの様子がおかしくなったのは、かかりつけの病院が閉まっている時間でしたし、
翌朝まで私ができることと言えば、部屋を暖めたり、マッサージをしてあげることくらい。

不安な心持ちで朝まで過ごすより、とにかく来てもらおうと電話したのですが、
ウサギにも詳しい先生でしたので、適切な処置をして頂くことができました。


東京・埼玉・千葉にお住まいの方は、知ってて損は無いと思います。
http://uvet.iza-yoi.net/index.html



どんな動物であれ、突然病気になり獣医さんにかかるとなれば、
本当に大変。

特に、我が家のポル子さんは臆病で、恐怖心からパニックを起こしたりするので、
健康な時から、定期健診や爪切りで、病院や獣医さんの存在に慣れて置いたのも
今回の夜間往診で役に立ちました。


先生は違う人でも、「飼い主では無い人」に身体を押さえられたりすることを経験していたのは
ポルにとっては大きな意味があったと思います。


でも、先生より私が押さえていた方が、落ち着いて静かにしてくれたのには、ちょっと感動。
「この人は、いちおう飼い主」って、ちょっとは認めてくれているのでしょうか?
たまたま・・・だったりして。


いずれにしても

犬や猫と比べると、簡単に飼えそうなイメージのあるウサギ。
でも、体調を崩してから最悪な状況に至るまでの時間の短さや、
本当の意味でウサギの診療が出来る医師がまだまだ少ないことを考えると、
そう簡単なペットではないなと改めて思った次第です。



ここ数日、がんばったね。ポル子さん。







「あっ!ごほうびだっ!」












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