2013/11/10

pun pun bunnyのエリザベスカラーについて

前々回、長期でエリザベスカラーをつけなくてはならないウサギさんの事に触れましたが、
その事に関連した内容を、もう少し書いてみたいと思います。



布製のエリザベスカラーを作る理由は、

ウサギさんの負担を軽減したいからに他なりませんが、
残念ながら、布で作られているとはいえ、プラスチック製のものと同様、
肌に触れている部分には「摩擦」が起こっており、負担ゼロという訳にはいきません。




体型や運動量により程度の差はあれ、
動いたり走ったりすれば、首の周りをエリザベスカラーが動くわけでして、
場合によっては、
摩擦で首周りの毛が抜けて、はげてきてしまったり、カラーのフチが「耳の裏」に触れて、炎症を起こすケースもあり得ます。



数週間程度の使用ならともかく、
やはり長期間着用するとなると、使い方に工夫や配慮が必要になって来ると思われます。



「耳の裏」の摩擦については、
「アブチャン(スタイ)型」のタイプを作り、
丸型と併用してお使い頂くことで出来る限り防げるようにご提案しておりますが、
「首周り」については、これといった代替品がありません。



そこで。


少しでも首周りの摩擦の軽減になればと、わたくしが我が家のウサギに使用する際にやっている方法なのですが…、


…と、長々と前置きしましたが、単に「エリザベスカラーの首に近い方のボタンを外してあげる」
というだけなんです・・・。



なんだ、そんなこと〜?って感じですね。
前置き長いわりに、単純な答えですみません (^_^;)


外側のボタンだけでも、とりあえずは、エリザベスカラーが巻かれている状態はキープできますし、
首周りが少し解放されるので、摩擦の軽減にはなると思います。

「ゆるく羽織る」感じですね。

しっかり留める時と、首側を外して緩く巻く時を交互にしてみるだけでも、
多少効果はあると思います。


連続して着けずに、一日の内に、エリカラを着けない時間を作ってあげたり、
数日に一度は着けない日を作ったりと、
ウサギさんの様子や患部の症状を見ながら、調節してみるのも良いと思います。

患部を気にして舐めようとする行動が治まっているようであれば、
首側のボタンはずっと外しておいてもいいかもしれません。




いずれにしても、持病がある子を持つ飼い主さんは心配が絶えませんね…。

様々な試行錯誤を要求されてる様で、試練の日々に感じてしまったり。


皆さまのお宅のウサギさんが、快適に過ごせる事を願いつつ、本日はこれにて・・・。



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