2013/09/29

pun pun bunny のエリザベスカラーについて



ウサギ用の布製エリザベスカラーのショップをはじめてから、
気付けば1年以上過ぎておりました。


当初わたくしは、

「皮膚炎、軽度の打撲などを舐めることから保護するもの」
「1~2週間程度の短期の使用」

を想定し販売を開始しました。



でも、実際は、

半身不随や、重度の骨折、中には脚部等を切除したウサギさんに、ご使用頂いている場合もあり、
「長期の使用」も多いということが分かってまいりました。


患部の痛みや、「在るはずの身体感覚が無い」という違和感に対し、
その身体の一部を探すかの様に、舐めたり、患部を噛んでしまうのでしょうか・・・。

そのような、心因的な行動から、患部を守るために使用されているので、
どうしても長きに渡りエリザベスカラーを着けて生活するしかない・・・。


小さなウサギさん達にとっても、飼い主様にとっても、大変な事です。
ご苦労やご心配も多い、試行錯誤の日々なのではないかと思います。


飼い主様方の感想で、「柔らかくて安心しました」「軽いのでよかったです」というお声も多く、
やはり、柔らかさ、軽さを求めておられるのだなということも分かってきました。



現在エリザベスカラーに使用している布地は、
ヨーロッパからの輸入生地で、いつ終売になるかもわからない為、
恒常的に手に入る日本製の生地にシフトしようと、様々な生地を試している最中です。


柔らかく、それでいて「張り」があり、
軽くて丈夫。
洗濯してもすぐには依れたりせず、
天然の素材でありながらも、縮みが少ない
なおかつ、恒常的に手に入る布・・・。


在りそうで、なかなか「これだ!!」という素材に出会えずに居ります。
そもそも、天然素材は、縮むものですし、
「柔らかい」のと「張り」があるのは相反する作用・・・。


ウサギさんの症状によっては、
「布地がパリッと張ってなくても、布が顔周りに巻かれているだけで十分保護されている」
場合もありますし、
「良く動く子なので、張りがあってしっかりした生地でないとダメ」
という事もあるので、
何がベストと言いづらいのも、悩ましいところです。



様々な生地を入手し、洗った後の縮みや、手触り・へたり具合を比べておりますが、
正直、いろいろ見過ぎて、何だか良く分からなくなって来ました。(T_T)
もう一度、頭をすっきりさせて、シンプルに考えてみたら、良い生地に出会える気もするのですが・・・。



洗濯時の縮みの話題が出たので、理想的なお洗濯方法を・・・。


pun pun bunny で販売しているエリザベスカラーは、
一度「水通し」*を行い、ご使用の際になるべく縮まない様にしてはおりますが、
洗濯時の水温や、ネットに入れて洗濯するかどうか、乾燥機にかけるかなどの条件によって
縮んでしまう事もあります。

①洗濯ネットに入れ、
②お湯ではなく水で洗濯し
③乾燥機で乾かさずに
④干す前にしっかりと手で広げ、陰干しする。

という方法でお洗濯頂くと、縮みが防げます。


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*水通しとは
 
 生地を一晩水に漬けて水を吸わせ、その後、洗濯機で洗って摩擦を起こすことで、
 敢えて縮ませる作業です。

 お客様に商品が渡ったのち、過度に縮む事を防ぐため行います。 
 
 
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えぇと・・・何だか脱線しました。

そう、何を言いたかったかというと、製作者(←わたくしのこと・・・)迷走につき、

エリザベスカラーのリニューアルは、もう少々時間がかかりそうです・・・。
という言い訳と、

でも、頑張ります・・・という、ひっそりとした決意表明をしたかったのでした。









「初心に帰って!地道に努力なさい」


そうだね、ぷんちぃ。





もう、10月・・・。今年中のリニューアルを目指して、頑張ります!



















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